日本語は「かな」で漢字を読むことができますが、中国語の場合はローマ字で読みます。例えば「你好」は「nǐ hǎo」となります。1958年に制定されたアルファベット・ローマ字表音表(ピンイン)は独特の組み合わせがあり、舌の位置など日本語を話す上では意識しない発音をします。中国を学ぶ上では、まずこのピンインの発音を何回も練習することから始まります。

メガネ丸君
ピンイン?日本人には難しそうだな
ツァイ先生
中国語を勉強する上では避けて通れない道なのです。頑張りましょう!

中国語の漢字の読みは基本的に1つ

中国語における漢字は音読み訓読みという概念がなく、1語につき1つの読み方しかありません。なかには「多音字」と呼ばれる、いくつかの読み方をする漢字もありますが、あくまで例外的でしょう。

「行」は2音ある
例外の代表として「行」という漢字は「xíng」と「háng」の2音があります。「行」一文字の場合、許可を表す「いいよ」と言う意味ですが、「銀行」と読みたい場合は「yín háng」となります。

声の抑揚「声調」は4つある

4種類の声調。声調によって意味が全く異なる

漢字の発音には抑揚を意味する声調が「第一声・第二声・第三声・第四声」と4種類あり、合わせて「四声(しせい)」と言います。ピンイン表記の場合、「ā á ǎ à」と母音(a/i/u/e/o)の上に左記のようにつけます。前回も書きましたが、声調の仕方によって意味が全く異なってきますので、この発音の正確さがとても大切になります。

メガネ丸君
第二声と第三声の違いがわからないな
ツァイ先生
これについては、ネイティブの発音をじっくり聞いてマスターするしかありませんね

単純に言うと、第一声は真っ直ぐ、第二声は上げる、第三声は下げてから上げる、第四声は上げてから下げると言った感じでしょうか。

ツァイ先生
私は第三声が苦手でした。ひたすら声に出して練習した記憶があります
発音を学ぶならYou Tube
You Tubeで「中国語 四声 発音」などと入力すればネイティブな発音が学べるので、ぜひ検索してみてください!

また、単語や文章の最後に付けるため、どの声調にも当てはまらない発音を「軽声(けいせい)」といいます。疑問文や感嘆詞を表す単語に付けることが多いです。言葉の通り、「軽く発音する」と覚えておけばOKです!

中国語は格変化が極めて単純

中国語の特徴の一つとして、動詞や形容詞において格変化(かくへんか:他の単語との関係によって語形が変わること)が多くありません。

例えば、「食べた」の場合「吃了(chī le)」となり、「吃(chī、食べる)」の後に、過去形を意味する「了(le)」をくっつけるだけです。過去形や否定形を表す場合、その意味を表すセンテンスがあるので、文法のルール通りに当てはめるだけでいいのです。

メガネ丸君
つまり、英語なら「eat」はそのままで「don’t」をつけたら否定形になるということと同じことなのか

形容詞では、日本語だと「楽しい」と過去を表す「だった」の組み合わせで「楽しかった」となりますが、中国語では楽しいを意味する「开心(kāi xīn)」だけで過去の事も表せます。形容詞が過去・現在関係なく表現できるのはありがたいですね。

メガネ丸君
「开心(kāi xīn)」は「开心了(kāi xīn le)」とはならないんだな

中国語の発音はカタカナ表記してはいけない?

メガネ丸君
ところでさ、中国の発音はカタカナ表記してくれると、もうちょっと理解しやすい気がするんだけど。
例えば、「开心(kāi xīn)」なら「カイ・シン」という風に表現してくれたらと思うんだ
ツァイ先生
カタカナだけだと声調がわからないので、正しい発音がわからないんです。
外国人慣れしていない中国人は、正しい発音をしないと「何いってんの?」という顔をするので、声調をマスターするためにも表記はローマ字になってしまうのよ

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